2019春中学生職場体験

2019年3月13日、14日の2日間、分水中学校の生徒さんが職場体験学習として氏田組に来てくれました。
建設業ってどんな仕事?と言う素朴な疑問に答えるべく、2日間の短い時間でしたが色々な仕事を体験して頂きました。

建設の仕事と言えば、真っ先にイメージするのは工事現場で目にする大きな建設用機械。
なかなか近くで見る機会が無いので、まずはバックホウやショベルを間近で見てもらいます。

大きな機械が動く姿を間近で見ると迫力が違いますね。


次に実際の仕事を体験。
当社には土木部門と建築部門がありますが、まずは土木部門の現場へ。

現場の図面を参考に、レベルとスタッフを使って測量作業をして頂きました。
建設機械同様、工事現場で目にする機会の多い「何か望遠鏡のようなもの」を現場監督がのぞいている姿を見たことのある方も多いと思います。
レベルと言う測量機器なのですが、これを実際に見てもらい測量とはどんなことをしているのか体験してもらいました。


その後現在進行中の現場で工事の内容を現場担当者から説明を受けます。

この現場では舗装工事の真っ最中。
舗装のやり方や工事の進め方など、資料を交えて説明して頂きました。


それでは実際の工事現場へ。

作業の様子を見ながら、実際にどのように工事が進められているのか良くわかります。
あいにくの空模様でしたが、実際の作業を見ることでどのように工事が進められるのか理解して頂けたと思います。


次に向かったのは国土交通省信濃川河川事務所の「二床工事みえ~る館」。

大河津分水路は川幅拡幅のための大規模な改修工事中。
その改修工事についてパネル展示を主に説明されています。
今回は国土交通省の係官においで頂き、改修工事についてレクチャーして頂きました。


VRも体験。

ゴーグルをのぞくと、そこはバーチャルな世界。
生徒の皆さんも興味津々でVRを楽しんでいました。


土木の現場から、今度は建築の現場へ。

建築の仕事は建物を作るのがメインです。
今回は数カ所の現場を廻り、現場担当者から説明を受けました。
店舗工事で大工さんの仕事や、完成したばかりの鉄骨の工場を見学しました。

現場から戻ると、今度はデスクワーク。
建築設計の3次元CADを使ってバーチャルな家を建ててみましょう。

平面図を描いて屋根を入力すると3次元で家が建ち上がります。
自動車や樹木を配置して少しだけリアル感を出してみます。


家具を配置してインテリアもコーディネート。
設計とはいえ単に線を引くだけで無く、リアルタイムに形が確認できるのでワイワイ楽しく設計しました。

2日間にわたる職場体験で、どこまで建設業のことを伝えられたのか若干自信がありませんが、 あまり天気の良くない中で一生懸命取り組んでくれた2名の中学生の皆さんに感謝すると共に、 違う視点から仕事を見つめる機会を与えて頂いた燕市、分水中学校の関係各位に改めてお礼を申し上げます。


注(個人情報保護の観点から一部画像を処理しております)